サイト作りにハマる

勇気を出して昨日このサイトを公開したので、ちびちびと作ってきたサイトを見てくださった方がいると思うと大変嬉しい。ありがとうございます。

サイトを作り替えなくてはいけないと思っていた。アメリカでやりたいなら、当然ながら英語でのコンテンツが必要になる。今までのサイトは日本語しかなかったし、URLが「.jp」だったので、「.com」にしたかった(幸い珍しい名前なのですぐにとれた)。コンテンツも充実させたかった。いろいろなところにバラバラと散らばったフライヤーや音源を1箇所にまとめておきたかったし、そろそろ自分の活動記録をちゃんと作るべきだと思った。そうしないと、後から全部自分で忘れてしまいそうだ。さらに日本では主に組織の中にいたが今は違うから、一つ一つ、やるべきことはやらなくてはいけない。

レッスンについてもちゃんと情報を出したかった。必要なことが分からないのはよろしくない。色々なお教室のサイトを見て、クリアな情報発信を目指して勉強させてもらいました(感謝!)。今後も必要なことは都度改善していく。

サイト構築には無知なので、最初は腰が重かった。ブログかSNSオンリーにしちゃおうかな…とも思ったが、いやいや、仕事したいならちゃんとサイトを作るべきと考え直した。情報が1箇所にまとまっているという意味で、ブログやSNSとサイトはやはり違う。WixとWordpressを天秤にかけていたのだが、それだけで大体1ヶ月くらい悩んでいたと思う。最終的にWordpressにしたのにこれという理由はないのだが、以前少々扱ったことがあり少しはシステムに馴染みやすいように感じて選んだ。米国企業でカスタマーサービスなどもどんな感じか予想がつく、というのもいいと思った(予想通りだった。かなりちゃんとしてたのでこれから使おうと思っている方はおすすめします)。

さて、私の夢のホームページは日本語と英語の両言語が網羅されており、かつ、その人の顔・大体の人格・ビジネス内容がはっきりと分かりやすく把握できることである。これは最初から難航した。Wordpressにはバイリンガル機能があるのだが、私のプランだと使えないのだ。アップグレードのためにはずいぶんな額を支払う必要がある。諦めて、とりあえず英語と日本語を併記して作ってみることにした。サイト作りは始めてみると意外と楽しい。最初にドメインを取るまでが一番難しかったが、デザインを決めていく段階になると配置選び、カラー選び、フォント選び、写真選びといろいろ楽しいことだらけだ。

サイトを作るのはちょっと家の設計にも似ていると思う。YouTubeのルームツアーを見ていると、「回遊動線」とか「家事動線」という言葉がしょっちゅう出てくる。いかにストレスなくキッチンや洗面所を配置できるか、短い距離で便利な動線を作れるかということらしい。確かにWebサイトでも、使いやすいサイトは動線が良い。戻るボタンを連続押ししたり、肝心なところでどこを押せば良いか分からないということがない。なるほど、サイトをデザインしているプロはこういうことにこだわっている訳か。無限の可能性がある…!素人には気づかないことが沢山あるのだろうが、とりあえず回遊動線という言葉を思い出しつつやってみることにした。まあ、Wordpressという巨大なツールを使い切れているとは到底言えないが、それは仕方ない。必要なページは思ったより多かった。どこに何を配置していくのか設計していくのは難しかったけれど楽しい。意外と向いているのかもしれないなどと調子づいたりもした。

そうこうしているうちに文章量も増え、英語と日本語が併記されているのがとても見にくく感じるようになった。見づらいサイトはダメだ。英語は英語、日本語は日本語で分けるのが筋だろう。そう考えて、思い切って英語と日本語で同内容のサイトを作って棲み分けることにした。コピペにコピペを重ねて言語を分けるとやっと少しスッキリし、面倒だがやって良かったと思った。

ウェブ用の文章の文体も難しい。かたい文章はダメだが、砕けすぎているのもダメだ。英日両方あるので本当は全ての文章をもっとチェックしてから出したかったのだが、終わらないままに公開してしまった。いろいろ見つかるんだろうなと思うが、ウェブは修正が簡単なのでそれは良いことだ。

もう一つ大事だと思ったのは写真だ。良い写真は100を語ってくれる。文章だけだと分かりにくいことも、写真があればぐっと説得力が上がる。機会があるごとに写真を撮るのは大事だとつくづく思った。フリー画像素材を上手に使うのもいいのかもしれない。

というわけでサイトはなんとか出来あがった。とても楽しかった。正直言ってもっとやりたいが、私はこのサイト作りたい欲をこれからどこに向ければいいのだろう。このサイトをちょこちょこいじればいいのか。

まあ、今の素人のぬか喜びあたりがちょうどいいのかもしれない。

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